沖縄のマンゴー生産量は全国一で、2019年の沖縄県産マンゴーの生産量は、前年比10%増の1,959トン。豊かな甘みで色鮮やか、贈答用、通販商材、観光客にも人気が高く、今後は海外にも販路の可能性を有する沖縄を代表する農産物です。

 

しかし、マンゴーの生産は非常に繊細で、日照量、開花前後の温度管理、害虫等により、生産環境は不安定です。旧来のビニールハウスを使用している農家がほとんどで、日照量や温度を管理するための開閉には、害虫に細心の注意を払いながら、しかも大きな労力が必要です。その他の栽培環境も生産者の知恵と経験に委ねられており、安定生産には課題が山積しています。

 

マンゴー等の沖縄県の農産物に付加価値を維持、安定生産していくためには、最新のビニールハウス、IoTを活用した環境計測や制御技術等の導入が求められています。そして、こうした農産物専用の流通資材を用いて消費地に届けることが出来れば、沖縄は、日本有数で農業県になる可能性を有する地として大いなる期待が寄せられています。