畜産支援

12月5日(火)

1日目

12月6日(水)

2日目

座長:川本 康博

2023年12月5日(火)

畜産① 13:30~14:10

演 題:

「豚熱からの再生・復興への歩み〜経営の高みを目指して、喜納農場〜」

時 間:

13:30~14:10(40分)

登壇者:

(同) 喜納農場 代表社員 / 喜納 忍 氏

[略 歴] 沖縄ブランド豚・あぐーを、独自培養乳酸菌などを含む配合飼料にて育成する喜納農場代表。豚熱の経験を機に地産地消の啓発を目指し、キッチンカー「Kinner’s(キナーズ)」を2020年にオープン。畜産を通して、沖縄県産豚肉の消費拡大や地域活性化に取り組む。

[内 容] 事業継承からの豚熱。私の意見ではなくて皆様の聞きたいことに応じてお答えしたいと思っております。豚熱以前に事業承継も経験したのでぜひともご共有できれば幸いです。

畜産② 14:30~15:10

演 題:

アニマルウェルフェアを意識した肉用牛繁殖経営の取り組み ~宮古島みゆきFarmの挑戦~

時 間:

14:30~15:10(40分)

登壇者:

みゆきFarm / 野路 美由希 氏

[略 歴] 昭和62年3月 沖縄県立宮古高校卒業
平成01年3月 御茶ノ水医療秘書専門学校卒業
平成27年4月 沖縄総合事務局宮古島センターに専門調査員として勤務(現在継続勤務中)
平成28年4月 沖縄県宮古農林水産振興センター・宮古家畜保健衛生課に臨時職員として勤務
平成29年4月 JAおきなわの宮古肥育センターに技術職員として勤務
令和2年1月 母牛8頭で繁殖経営を起業 今日に至る。

[内 容] 宮古島で黒毛和種牛の繁殖経営を起業した背景を述べた後、牛飼いとして特に対処している2点を中心に写真を提示しつつ説明します。すなわち、アニマルウェルフェアに配慮した牛群の飼養管理と母牛の放牧管理です。最後に離島という地域性を生かしつつ、女性でも儲かる牛飼いを続けられる技術と考え方を皆さんと情報共有したい

畜産③ 15:30~16:10

演 題:

HACCP取得から始まる食肉シーン

時 間:

15:30~16:10(40分)

登壇者:

農業生産法人 (株)福まる農場 企画部 部長 / 崎原 秀俊 氏

[略 歴] 1987年 宮古島生まれ
・北丘小学校(南風原町) ・南風原中学校(南風原町)
・興南高校(那覇市) ・帝京大学(東京都)
2010年 都内不動産業勤務
2014年 福まる農場 入社

[内 容] HACCP・SDG’sの視点から見る6次産業化の課題と取り組み。
HACCP取得の前後で見えるマーケティング・マネジメント・ブランディングへの考え方。

2023年12月6日(水)

畜産④ 11:10~11:50

演 題:

完全解説:あなたもできる!沖縄から牛肉・豚肉を直接海外輸出する方法

時 間:

15:30~16:10(40分)

登壇者:

(一社)沖縄県食品衛生協会 専務理事/(株)クロックワーク 代表取締役社長 / 伊志嶺 哉 氏

[略 歴] 株式会社クロックワークを経営しながら、沖縄県食品衛生協会の専務理事として活動しています。食協として「行政のお手伝い」(巡回指導や講習会運営、条例の周知)、クロックワークでは、沖縄県内唯一のHACCP(JFS-A/B)認証機関、検査や表示、除菌システムなど、衛生管理のお手伝いをさせて頂いています。

[内 容] ①Farm to Table:農場から食卓に届くまでの商流はどうなっているのか。営業から出荷までの流れを解説
②HACCP認証:食品を取引するための基本的なルール。ISO22000、FSSC、JFS、コーデックスなど規格の説明
③海外輸出の支援措置:先行事例から学ぶHACCP認証と海外輸出をしっかり実施するための支援

畜産⑤ 13:00~13:40

演 題:

持続的農業の要は堆肥です。

時 間:

13:00~13:40(40分)

登壇者:

共和化工(株) 沖縄営業所 所長 / 瀧澤 篤 氏

[略 歴] 平成15年4月共和化工株式会社入社、平成18年4月環境ワクチン事業部堺市石津事業所赴任、平成25年7月株式会社S&Kみやこ島出向(取締役)、平成29年9月共和化工株式会社沖縄営業所所長(現任)兼務、平成30年11月 株式会社S&Kみやこ島代表取締役就任(現任)

[内 容] 持続的な農業を行う上で、化学肥料からの脱却と堆肥の利活用についての内容。

畜産⑥ 14:00~14:40

演 題:

在来家畜が創出する新たな有畜農業

時 間:

14:00~14:40(40分)

登壇者:

農業生産法人 (有)今帰仁アグー 代表 / 髙田 勝 氏

[略 歴] 東京都品川区出身 東京農業大学 ㈶進化生物学研究所を経て農業生産法人有限会社今帰仁アグー、高田農場を運営。沖縄県今帰仁村で和牛繁殖農家を営む。島豚、島山羊、島鶏と呼ばれる沖縄の在来家畜を飼育。沖縄県内の在来家畜の飼養管理をしながら奄美の島鶏、八重山の島鶏の社会実装を試みている。

[内 容] COVID-19、紛争、気候変動などにより、食料問題、エネルギー問題が取りざたされるが、海外穀物に依存する畜産生産から、伝統的に飼育されてきた畜産物を利用した生き残り。食料、農業、農村基本にかかわる規模拡大、効率化、法人化、スマート農業など以外の畜産生産についての考察

PAGE TOP