演 題:
陸上養殖運営をサポートするシミュレーション技術 “AQSim” の開発
時 間:
13:30~14:10(40分)
登壇者:
北海道大学大学院 水産科学研究院 助教 / 高橋 勇樹 氏
[略 歴] 1987年石川県生まれ。北海道大学大学院水産科学院にて博士課程修了後、2015年4月から水産総合研究センター(現水産研究・教育機構)研究員。2018年4月から現職。この間、シミュレーション技術を用いた漁具や養殖等、水産業システムの効率化に関する研究に従事。
[内 容] 現在、陸上養殖に着目が集まっているが、コストが高いことが課題として指摘されている。こうした課題をシミュレーションから解決するため、”AQSim”の開発を行っている。AQSimは、養殖をPC上で再現するものであり、陸上養殖の施設運営を事前検討することができる。本講演では、AQSimの概要と想定活用例について紹介する。
演 題:
社会基盤につながるバイオガス
時 間:
14:30~15:10(40分)
登壇者:
バイオマスリサーチ(株) 執行役員 設計部長 / 嶋貫 久雄 氏
[略 歴] 1983年~(株)アレフ入社、1996年~リサイクルチームリーダーとして「生ごみリサイクル」研究
2000年~恵庭エコプロジェクト室長 小型バイオガスプラント開発・導入
2006年~石狩バイオマスネットワーク研究会地域事業化検討部会 BDFグループリーダー
2017年~(株)アレフ退職後バイオマスリサーチ株式会社入社
2018年~青木製作所バイオガスプラント設計業務
2019年~本部農場バイオガスプラント発酵槽工事の基本設計・立ち上げ
2022年~オホーツク湧別バイオガス(株)・(株)Jリードのバイオガスプラント整備基本設計
[内 容] バイオガスは地域作りに資する再生可能エネルギーであり、同時に農業振興をおこなうことができる「地域の廃棄物利用の基盤整備」である。課題であった消化液利用も多様な作物が栽培され利用効果も顕著に表れている。消化液利用を前提とした計画やエネルギー施設として、地域の有機物コスト削減の手法として多くの分野の経済効果により地域づくりを示す。
演 題:
時 間:
13:00~13:40(40分)
登壇者:
北海道大学大学院 工学研究院 教授 / 石井 一英 氏
[略 歴] 北海道大学工学部衛生工学科卒業・修了・博士後期課程中途退学。1997年 北海道大学大学院工学研究院助教、2010年同工学研究院准教授、2018年より現職。2020年北海道大学ロバスト農林水産工学国際連携研究教育拠点代表(兼務)。廃棄物系バイオマス利活用システムの構築に関する研究、異分野連携型のプロジェクトの推進に従事
[内 容] 北海道でも余剰になっている牛ふんメタン発酵バイオ液肥中の窒素などの栄養塩を、膜間濃度勾配によってエネルギーゼロで抽出し同時に微細藻類を培養するリアクターを開発しています。機能成分、エネルギー、飼料・肥料として期待される微細藻類培養の低コスト化を実現します。
演 題:
明日から出来る沖縄畜産農家のセンシング(IoT)の取組み
時 間:
14:00~14:40(40分)
登壇者:
アルセンス(株) 代表取締役/ 滝口 收 氏
[略 歴] 1992年 日本電気(株)に入社 パーソナルコンピュータの設計携わる。2005年 スピンアウトし、若手エンジニアの育成のため、技術コンサル業を営む。その一方で、低消費電力で動作するセンサーテクノロジーを構築し、センサーデータの見える化に携わる。専門職は、音響、振動データの解析、分析。2016年 アルセンス(株)を設立 自然エネルギー活用技術、スマート農業支援技術、漁業養殖支援技術に携わる。
[内 容] 沖縄県内での取り組みの中で、沖縄県畜産研究センター様との共同研究の内容を紹介させて頂きながら、今後のセンサーテクノロジーの重要性を問う。