沖縄ニュース 沖縄県に於ける「クルマエビ養殖」の可能性

2020年11月10日

先月、沖縄県大宜味村にあるバナメイエビ養殖場で、タイから輸入された稚エビの大量死が発生し、国内初となる甲殻類の伝染病「急性肝膵臓壊死症(AHPND)」が確認されました。

バナメイエビを沖縄県内で養殖しているのは1事業者だけですが、クルマエビの養殖場は離島を含め15カ所にあます。生産量全国一を誇る養殖クルマエビは全て、県内で病気に感染していないクルマエビの親から安全な種苗を作り供給されていますが、生産者の方々からは、「全国一のクルマエビブランドに影響がでないか」、「これから最盛期なのに、風評被害が心配だ」等、不安の声があがっています。

沖縄県における養殖業は、クルマエビをはじめ、モズク、スギ、ヤイトハタ、海ブドウ等が行われています。持続可能な水産養殖の未来に向けて、安全な養殖環境、生産性の向上、付加価値の創出を可能とする様々な設備、そして防疫対策等の技術・情報のご提案をお待ちしております。

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